子どもが小さいうちは熱を出したり、感染症に罹ったりとトラブルが多く、パートに出るのをためらうお母さんは少なくありません。
しかし、介護業界の内、ホームヘルパーの仕事であれば、1日数時間程度の勤務で良いのでおすすめです。さらに、週1回からの勤務もOKな事業所もあります。また、訪問介護事業所で勤務しているのは主婦が中心ですので、急に休まなくてはいけないときもお互い様の精神で快くシフトを変わってくれる場合が多いようです。
ホームヘルパーの仕事に就くには、130時間のカリキュラムを受講して、介護職員初任者研修の資格を取得しなければいけませんが、この資格を取っておくと介護施設で働くときも役立ちます。
訪問介護のサービス内容は、利用者1人1人に合わせてケアマネジャーがケアプランを作成します。利用者は、基本的に介護保険内の介護サービスを受けますが、人によっては買い物やペットの散歩など、保険外サービスを利用することもあるでしょう。
ホームヘルパーの仕事は、大きく分けて、身体介護と家事援助の2種類です。身体介護は排泄や食事、入浴介助などで、通院や外出を手伝うこともあります。そして、家事援助は洗濯や掃除、調理など日常的な家事を行うのが難しい利用者や家族に代わって行うサービスです。 いずれにしても、利用者の日常生活動作能力(ADL)や社会生活の向上を図ることが大切です。また、訪問介護に来ない日にも快適な生活が送れるよう家族を含めてアドバイスしたり、相談の乗ったりするのも仕事の一環です。