多くのホームヘルパーや社会福祉士、ケースワーカーなどが活躍を見せている介護現場では、課題がたくさんあるのも事実です。

介護サービスを必要とする人のために役立ちたいという思いを持って、多くの介護職員が懸命に仕事に向かっています。利用者の食事や着替え、トイレなどの介助が主な仕事内容であることはいうまでもありません。

できれば、心身ともにタフな人が望まれている介護現場ですが、現実にはそのようなことも言っていられません。ギリギリの職員数での施設運営を余儀なくされるというところが多いといえるでしょう。入所者の中には、認知症を患っていたり、車椅子生活という人もいるため、職員の負担は大きくなってしまいます。時には、ベッドから車椅子への移動を手伝ったりすることなどもあるため、体力や腕力が求められるのです。屈強な男性であっても大変なことを考えれば、女性職員が行うのは極めて困難ということがわかります。

ケアハウスや老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などの施設では、職員がいち早く、利用者のそれぞれの特徴や性格を覚えることが必要となります。コミュニケーションが円滑になるということもさることながら、いざという時の対応も楽となるのではないでしょうか。何気ない毎日の活動を通して、学びたいところです。20代では、まだまだ経験不足は否めませんので、毎日の積み重ねから勉強することが必要です。習うより慣れよといえるのかもしれません。